【行政書士が解説】小規模事業者持続化補助金の採択事例!

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行政書士事務所オータムは、静岡県浜松市で営業を行う行政書士事務所になります。

弊所ではこれから起業される方や起業して間もない方向けを中心としたビジネスサポートを主な業務として取り扱っております。

本日のコラムの内容ですが、小規模な事業者様だけが利用できる、幅広い投資に対応した使いやすい補助金である小規模事業者持続化補助金がこれまでどのような採択事例があるのかを見ていこうかと思います。

本日のコラムの内容で紹介する採択事例ですが、全て経済産業省や中小企業庁・中小機構等が公開している過去の採択事例情報を元に記載をしております。弊所のサポート実績ではない点にご注意ください。

⇩当コラムに記載する採択事例の主な引用元⇩

東北経済産業局 産業部 経営⽀援課

事例から学ぶ「持続化補助金」

小規模事業者持続化補助金活用事例集

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小規模事業者持続化補助金とは?

一般型 通常枠

小規模で事業を営む会社や個人事業主を対象とし、販路拡大新規顧客獲得生産性向上を目的とした事業を支援するための補助金になります。

小規模事業者持続化補助金という名の通り、小規模な事業者のみ(基本的に従業員5名以下)が対象となっておりますが、要件を満たして入れば法人・個人事業主問わず応募することができます。

補助上限金額は基本的に50万円。一定の要件を満たして特例を活用することにより、最大250万円まで上がるため、ある程度まとまった投資にも対応しています。

また、過去に小規模事業者持続化補助金(一般型 通常枠)で補助金交付決定の採択を受けたことがある事業者であっても、補助事業が終了した翌月から起算して1年が経過しており、【小規模事業者持続化補助金に係る事業効果および賃上げ等の報告書】の提出が完了している場合には、再度申請することが可能です。

商工会議所地区の方

商工会地区の方

経済産業省 中小企業庁 ミラサポPlusから引用

創業型

小規模で事業を営む会社や個人事業主を対象としている点や販路拡大や新規顧客獲得、生産性向上を目的とている点・従業員数5人以下という点では一般型と同様ですが、さらに創業1年以内という条件を設けた枠が創業型になります。

(※前回までの公募要領では創業から3年以内でしたが、今回から1年以内となり、実質的に申請の間口が狭くなった形になります)

※産業競争力強化法に基づく「認定市区町村」または「認定市区町村」と連携した「認定連携創業支援等事業者」が実施した「特定創業支援等事業」による支援を受けた日および開業日(設立年月日)が公募締切時から起算して過去1か年の間であることが創業型の申請要件となっています。

小規模事業者持続化補助金(創業型)事務局

経済産業省 中小企業庁 ミラサポPlusから引用

小規模事業者持続化補助金の概要については下記のコラムでまとめておりますでの、ぜひこちらもご覧ください。

【行政書士が解説】第19回 小規模事業者持続化補助金の受付が始まります!

【行政書士が解説】持続化補助金の採択通知を受けた後にやることは?

業種別 過去の採択事例

飲食業・食品製造業

⑴ 可食プリンターを利用し、オリジナルクッキーで地域のPRにも貢献

『補助金を活用して、バースディケーキやクリスマスケーキなどにお客様の好きな写真や絵を、可食シートを使って印刷できるフードプリンターを購入。他店との差別化を行うとともに新規顧客の獲得により業績向上を図った』

⑵ 歴史にちなんだ新メニュー開発とWEB活用等による新規顧客開拓

十千木鶏による味噌味の焼き鳥「謙信焼き」を商品化、生産体制を確立するために業務用グリルを購入した。
新商品PRと新規顧客獲得のためのパンフレットを作成した。
ランディング広告掲載のためのホームページを作成公開し、同時に、リスティング広告の掲載を行い、新規顧客の集客を図った。

⑶ 廃棄親鳥を有効活用した卵に合うカレーの開発

廃棄される親鳥を有効活用し、かつ卵をいれたときの相性を追求した「京丹波鶏カレー」を開発。
商品パッケージをデザインし、販路開拓のチラシ、ポスターを作成、販売店に配布した。

⑷ 新たな⽣活様式に対応した移動精⾁店「お⾁の御⽤聞き事業」

移動販売⾞を導⼊し、「移動精⾁店」として移動販売事業を実施。具体的には主に⾼齢者を対象とした⾷⾁の御⽤聞きを⾏
うこととした。
移動販売⾞が納⾞されるまでの間は配達予定地域へチラシを配布し、110件の⾒込客掘り起こしが出来た。また、移動販売により、⾼齢者の感染・重症化リスク軽減に貢献するとともに、買物難⺠に対して鮮度の良い良質な⾁を届けることが可能となった。
コロナ禍の影響で落ち込んだ売上⾼を5%以上引き上げることを見込んでいる。

美容院・理容院

⑴ 出張理容サービスの展開により、在宅介護業界のニーズに対応

地域内において、在宅介護者に対して出張理容サービスを行うために移動式リクライニングチェアと移動式シャンプーユニットの導入を行った。
また、出張理容サービスに関する事業案内パンフレットの作成・配布を行った

⑵ 炭酸ヘッドスパ装置を導入し新しいメニュー開発を実施

補助金を活用して、 20~40代の新規顧客に向けた炭酸ヘッドスパを導入。
チラシのポスティングのほか、無料体験による集客を試みた。

宿泊業・娯楽業

⑴ 新たな販促インバウンド⽤パンフレットの作成

「英語版」「簡体字版」(主に中国⼈向け)「繁体字版」(主に台湾⼈向け)など複数⾔語によるパンフレットを作成。
観光施設等にパンフレットなどを配布・設置したところ、国内在住の外国⼈から問合せが約30件あり、売上回復に繋がった。
また、パンフレットを⾒てから来てくださったお客様から「素敵な宿」「簡体字で書かれていて⾒やすかった。」など嬉しい声もいただいた。
今後、外国⼈観光客の⼊国制限が緩和された際には、パンフレットを増刷し、外国⼈観光客等への宿泊プランを検討する等、PRに取り組みたい。

⑵ かわらゆ惣菜部〜⼭⾥⼥将による「⼭幸の恵」宅配事業

おもてなし料理「⼭幸の恵」を通信販売で全国各地に提供するため、社員寮の⼀部を惣菜⼯房に改修。またHPの問合せフォームとPR⽤ブログサイトを整備し、レスポンシブなWEBデザイン構築を⾏った。

既存顧客には、はがきDMの発送によりPRを図った。
惣菜を提供できるようになったことで、通信販売での売上の他、宿泊客のお⼟産品の売上も好調になった。

またHPの改善により、季節ごとの情報を外部に頼らず⾃ら迅速に届けることができるようになった。
お客様からの感謝の気持ちが今後の経営の励みとなっている。

自動車整備工場・自動車販売業

⑴ ハイブリッド⾞等の⾃動⾞整備拡⼤と洗⾞サービスによる売上増進

最新の⾃動バッテリー充電器を導⼊。
ディーラーではない地元業者でも、ハイブリッド⾞などの⾞検・メンテナンスにきちんと対応できることをPRし、⾃動⾞整備業務の拡⼤を図った。
最新の⾼圧温⽔洗浄機を導⼊。洗⾞サービスと洗⾞コーナー開設により他店との差別化、ならびに洗⾞による来店機会を新規顧客獲得に結びつけ、売上増進を図った。

⑵ 快適な商談環境創設による新規顧客開拓事業

⼯場兼事務所の移転に伴い、顧客が気楽に相談できるように環境を整えて信頼関係の構築と販路拡⼤を図るため、事務所内に商談スペースを設置。⼦供を連れたファミリー層に安⼼してもらえるよう「⼦供の広場」も設けた。
また、⼥性客、特に主婦層をターゲットに来店誘致するため、汲み取り式のトイレを改修し、内装⼯事やウォシュレット機能付きの便器交換を行った。

⑶ ⾞体構造の変化に伴い、安全安⼼を確保するための事故修理技術

アルミ合⾦のボディは⾼級外⾞に多く使⽤され、国産⾞にも軽量化のためにアルミ部品の採⽤が拡⼤しているため、アルミ溶接ができて作業効率の⾼いパルス半⾃動溶接機を導⼊し、アルミ合⾦を使⽤した⾞の事故修理の依頼に対応する体制を整備した。

建設業等

⑴ ドローンによる空撮・映像事業への参⼊

ホームページ制作を主体としたサービス提供に加え、本補助事業でドローンを導⼊し、空撮・映像事業へ参⼊。
ドローン関連の有資格者という点をアピールし、ドローン事業に関する法規等の知識や安全に関する取り組みを強みとして積極的にPR。

主にホームページと新聞折込広告を活⽤し集客を図った。
個⼈・⼩規模企業向けと企業・団体向けにそれぞれドローン空撮料⾦プランを整備し、「ホームページ制作業」と「ドローン空撮事業」を組み合わせることで、周辺企業との差別化に成功。

⑵ 沖縄と福島産農作物を贅沢使⽤体に優しい絶品無添加ジェラート販売

もともと給排⽔⼯事や換気⼯事、特殊な機械設備⼯事などを請け負う事業を展開していたが、従来の給排⽔⼯事等だけでの事
業拡⼤は難しいと考え、新規事業として、福島産農作物を贅沢に使⽤した無添加ジェラートの販売を考案。
予め新規事業のために従業員を沖縄県那覇市に派遣し、ジェラートづくりのノウハウを習得。
本補助事業では⾃社敷地内住宅をジェラート店舗兼製造⼯場として改装し、福島県産素材を⽣かしたフレッシュなジェラートを
製造・販売。

製造業

⑴ 研磨⽤刃取機、⼩型電気炉の導⼊、HP作成

研磨⽤刃取機を導⼊し、⼿作業で⾏っていた⼀部⼯程を機械化し、作業時間の7~14⽇程度の短縮を図った。
研ぎ粉制作⽤電気炉を導⼊し、⼑剣の鉄要素に合う研ぎ粉の製作により、従前は扱えなかった鉄要素の⼑剣類も対応可能とする。
また、研ぎ粉の製作時間の3週間程度の短縮を図った。
HPを委託制作し、料⾦体系、納期、⼑剣類のメンテナンス・⼯程に関する情報を発信することで、特に若年層等の新規顧客開
拓と顧客満⾜度の向上を図った。

⑵ 2.5次元対応デザイン⽴体造形⽊⼯品の販路拡⼤事業

OEM体質から脱却するため、森林認証材(地域資源)を活⽤し、付加価値の⾼い⾃社ブランド「Kanerin」(家具・⼩物・玩具)を確⽴。同ブランドのホームページやパンフレットを新規制作することで、販路開拓を図ることができた。

また、企業の顔であるロゴを制作したことで、同社商品の認知拡⼤と販路拡⼤に繋がった。
これらの販売強化の結果、都内の幼児施設への椅⼦の納⼊成約等に繋がった

まとめ

小規模事業者持続化補助金は小規模な事業者が販路拡大などのビジネスチャンスを掴むための取り組みに活用できる補助金です。

申請要件さえ満たせば、飲食業、製造業、建設業、美容業、旅行業等々幅広い業種で活用することができます。

補助金は、事業者のみなさんが持つ事業アイディア、創意工夫を実現させるために大きな武器となります。

金銭面で手を出せていなかった事業アイディアをぜひ補助金を活用して叶えましょう。そしてビジネスを大きく成長させるための足掛かりとしていきましょう。

といっても補助事業の事業計画の作成には膨大な時間を要します。また、事業計画の慣れていない方ですとコツが分かっていても上手く書くことはできません。

そして、補助金申請には事業計画書の他にも多数の添付資料の収集及び作成が必要になってきます。

せっかくビジネス成長のために補助金を申請するのに、補助金申請によって本業がおろそかになってしまっては本末転倒です。

そんな場合は、補助金申請のプロである行政書士に補助金申請のサポートを依頼してみるのも一つの手です!

行政書士事務所オータムでは、創業支援・企業支援の専門家として補助金申請のサポートも行っております。

弊所では、補助金申請をしたい事業者様に寄り添って伴走的に事業計画を作成していきます。

事業者様自身でも補助事業の内容をしっかりと考え、自社や市場の状況を分析し、数字の根拠を示せるようになることで今後の事業にも生かせるようになっていきます。

弊所は静岡県浜松市で営業を行う行政書士事務所になります。

数ある行政書士業務の中でもビジネスサポートをメイン業務としており、事業者様がビジネスを成長させるサポートを得意としております。

営業に必要な各種許認可の取得、届出、補助金申請サポート、契約書等々、ビジネスでお困りの際にはお気軽にお問合せください。

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補助金で採択を取るためには、事業計画の内容が非常に重要です!補助金申請に関する事業計画について解説したコラムもぜひご覧ください。

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