会社設立を専門家に依頼するメリットとは?
当コラムをご覧頂き、ありがとうございます。当事務所は各種会社設立の代行および中小企業の支援に特化した行政書士事務所になります。つまり会社設立や会社経営の専門家ということです。
さて、これから会社を設立し、事業を始めることを検討している方も多数いらっしゃると思いますが、起業において一番最初のハードルとなるのが”会社の設立”ではないでしょうか?
『会社設立は自分でも出来る!』こういう意見を聞いたことがある方も少なくないと思います。これについて、会社設立の専門家として今日はコラムを書いていきたいと思いますので、良ければ最後まで読んでいただけると幸いです。
まず結論から言います。会社設立は専門家に依頼しなくても自分で出来ますか?という質問に対して私は
『ご自身で会社を設立すること自体は可能です』と答えます。
なら会社設立の専門家なんていらないんじゃない?と思われた方もいらっしゃると思いますので、ここからは補足を加えていきます。
『ご自身で会社を設立すること自体は可能です。ただ、それでも私は会社設立を専門家に依頼することをおススメします』
その理由は以下のようになります。
会社設立において会社法をはじめとする様々な法律の知識、そして定款に関する知識が非常に重要となってきます。
定款とは、会社の大事なルールを決めた重要な書面です。”会社の憲法”と例えられたりすることからも重要さがわかるかと思います。
株式会社、合同会社問わず会社設立時はこの定款を必ず作成しなければなりませんが、それだけ重要な書面を何の知識も無く作ることがどれだけ大変であるか、そしてリスクがあるかは想像に容易いと思います。
定款はネット上にテンプレートが転がっており、それを一部のみ改変すれば”有効な定款”を作成することは可能です。しかし、一度よく考えてみてください。会社の憲法と例えられるほど重要な書類を、ただテンプレートをコピーしただけのもので作成して大丈夫でしょうか?それで会社や経営者の権利を守ることができますか? 会社を成長させるために適した定款ができますでしょうか?
ここで一つ例え話をしてみます。
定款は会社の憲法という例えを行いましたが、世界各国いくつもの国が存在し、その国にはそれぞれ法律がありますよね。
『他人の物を盗んではいけません』
『他人に暴力を振るってはいけません』
『通貨を偽造してはいけません』
どこの国でも共通したテンプレートのような条文は存在します。
しかし、ただの1国としてすべての法律の内容が同じ国はありませんよね。どの国にもその国独自の考え方があり、土地柄や住んでいる人々に合わせた独自の法律が存在します。自分の国に合った法律は必ず必要になってきます。
規模はもっともっと小さくはなりますが、この考え方は会社での定款も全く同じです。
テンプレートのように基本的な条項を盛り込むのは当たり前。そこからその会社に合わせた各条項を盛り込んでいき、その会社と経営者の権利をしっかりと守り、会社を成長させていけるような定款が必要なのです。
ここまでで定款の重要性が大事なのはご理解いただけたと思います。
さて、実は当コラムの本題はここからになります。
メインのテーマである『会社設立を専門家に依頼するメリットとは』
当事務所は中小企業を対象とした企業の経営支援も専門業務として行っており、その中でもとりわけ”コストカット”や”リスクヘッジ”といった分野を得意としておりますので、今回はこの”コストカット”と”リスクヘッジ”という観点から会社設立を専門家に依頼するメリットをお話します。
先述した通り、会社にとって最適な定款の作成には深い知見が必要となってきます。
これから会社を設立したいと考えている方が、専門家に依頼せずにご自身で会社にとって最適な定款を作成すること自体は可能だと思います。ただ、そのためには会社法の勉強を行い、定款の作成方法や定款の内容についてしっかりと理解するという時間と労力を消費する必要があります。これから会社を設立する方にとって自分の事業以外の事に時間を割くというのは大変なコストとなるでしょう。
対して、会社設立を専門家に依頼する場合、お金を消費することにはなりますが、時間と労力を割く必要がなくなります。その空いた時間をご自身の事業のために使うことも出来るようになります。
当然、会社設立の専門家に依頼することによって、知識や経験不足により『会社を設立できなかった』という大きなリスクも回避することができます。
専門家に依頼すれば煩わしい勉強や煩雑な手続きに時間や労力を割く必要がなくなるというのは、一分一秒が貴重となる起業者にとって多大なるメリットになるのではないでしょうか。
つまり、会社設立を専門家に依頼することは、それだけで
- 『会社設立に失敗するリスク』
- 『自分の事業のために使える時間を会社設立のための勉強に費やしてしまったために起きてしまう機会損失のリスク』
- 『会社や経営者の権利利益を守れない定款を作ってしまうリスク』
などを一挙に回避することが出来るのです。
そして、コストカットという面からみても、確かに会社設立の報酬として専門家に支払う金額はありますが、逆にいえばその報酬額でいままで専門家が何百時間とかけて勉強してきた専門知識を自分の会社に取り入れることが出来るのです。費用対効果としてはとても大きいものだと思います。
またその他のメリットとして、会社設立の専門家は大抵の場合、会社経営に関わる様々な専門家(行政書士、税理士、社労士、司法書士、中小企業診断士など)と繋がりをもっている場合が多いです。つまり、その専門家を通じて様々な人脈と繋がる機会が生まれたりもします。
その人脈を通じて、信頼できる士業や専門家を紹介してもらうこともできるでしょう。これについても、各種専門家を探す手間や時間を省くことが出来るため、コストカットという面で大いにプラスになります。
以上のことを踏まえると、
『ご自身で会社を設立すること自体は可能です。ただ、それでも私は会社設立を専門家に依頼することをおススメします』
ということに繋がるわけです。
もちろん、会社法や定款についてしっかりと勉強をして、ご自身で会社設立を行うのも一つの手段です。ですが、専門家に依頼することにも多数のメリットがございますので、ぜひ一度検討してみて頂けると幸いです。
当行政書士事務所は会社設立と中小企業支援に特化した専門家です。会社の設立、会社の経営のサポートや各種書類の作成、会社経営の上に必要になってくる許認可申請、資金調達、経営改善、外国人労働者関連、事業承継等々、会社に関わる様々な面で力になれることがあると思います。
ぜひお気軽にお問合せからご連絡、ご相談いただければと思います。


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